ミニ石辞典 ~ターコイズ~

ターコイズ
Turquoise

和名:土耳古石(とるこいし)
成分:Cu2+Al6(PO4)4(OH)8・4H2O
硬度:5~6
主要な産地:アメリカ、中国、イラン

ターコイズの特徴

・ターコイズの特色・種類・色
12月の誕生石でもあるターコイズは古くからイラン(ペルシア)とシナイ半島(エジプト)で、またアメリカや中国でも多く産出されてきました。
比較的硬度が低く、また多孔質という性質から油分などが染みこみやすく、色合いの経年変化がおきやすい石です。
ターコイズの基礎化学成分は、水酸化銅を含む燐酸アルミニウムで、アルミナは場合によっては酸化鉄と置換されます。
各成分の構成する割合や混ざり込んだ成分によって色調が変わるため、産地によって色調の特徴が見られます。
ほとんどの宝石は色ムラやインクルージョンのないものをハイクオリティとして評価付けますが、ターコイズの場合は、そうした評価のものに加え、母岩が入り込んで作り出したマトリクスと呼ばれる模様や、さらに細かな網目模様はスパイダーウェブと呼ばれて、愛好者に高く評価されます。
アメリカ産のターコイズには特にこのような傾向がみられ、ブルー~グリーンの色彩の中にも非常に豊富なバリエーションを持ち、高く評価される色調にも幅があります。それはターコイズの大きな特徴でもあり、魅力とも言えるのではないでしょうか。
・ターコイズの人工処理と模造品
ターコイズは先に述べたように比較的硬度が低く、多孔質という性質から色の変化を生じやすいというデリケートな側面を持つため、ジュエリーとして広く販売される時代からは、硬化処理をはじめとする人工的な処理が施される場合も少なくないストーンです。

更に、昔はターコイズ(トルコ石)と言えば安価な宝石とされていましたが、近年は良質なターコイズの産出量が極端に減ってしまったため、現在では無処理のターコイズは高価なものになっていて、まざまな人工処理品や模造品が多くなっています。

硬度が低めの石とは言え、良質なものはジュエリーになりうるだけの硬さと色艶を持ちます。質の低いものは硬さや色艶の美しさが充分でないために人工処理を施す、すなわちジュエリーとして使用するまでの質を持たないものに処理を加えることで、ジュエリーとして使用できる質にする。といったことが多くなされています。

そのため処理の有無を分ける呼び方や処理の種類は、だいたい以下のようになります。

1.ナチュラルターコイズ または 無処理ターコイズ→研磨以外に手を加えられていないもの
2.スタビライズドターコイズ→透明の樹脂を染みこませたもの。スタビライズドには硬さが増す、色が深くなる、艶を出す効果があります。
3.エンハンスメントターコイズ→電気的処理によって色味を深くしたもの
※2と3は、ターコイズの性質上、石の質の改良として、処理の無いナチュラルターコイズに近いものとして扱われます。
4.染め→色の薄いターコイズを染料で染めたもの。(染めにはあたりませんが、ターコイズの油分が滲み込むとグリーン化する性質を利用して、油を滲み込ませる場合もあります。特にグリーン色を好む中国では古くから施されてきた方法です。)
5.スタビライズド+染め→色付きの樹脂を染みこませたもの。硬度が低く、また透明樹脂だけでは色味が充分でないターコイズに使用される場合が多い。
6.練り→ターコイズの粉末を染料と一緒に固めたもの。
7.模造品→ターコイズに似た石を染めたり、練りにしたもの。ハウライトが使用されることが多いです。石ではなくプラスチックで作られていることもあります。
8.似た石をターコイズと呼ぶ→バリサイトなど(バリサイトはターコイズと同じ鉱山から産出されることも多いため、単純に間違えてという場合もある。)

この他にもターコイズには人工処理法や模造法があります。
・ターコイズの歴史
トルコ石は、はじめて宝飾品で身を飾るのに使われた、歴史の古い宝石です。なんと7500年も前のエジプト女王のミイラの腕に見つかった、ターコイズをはめ込んだブレスレッドが世界最古のものといわれています。またインカ帝国の財宝として多数出土しています。

神聖で霊的なパワーを持っている貴重な石と考えられ、ヨーロッパ・アフリカやネイティブアメリカンの間でなど、世界中広くにわたって尊ばれてきました。

またターコイズには、「トルコの石」という意があり、日本でもトルコ石という呼び名で親しまれてきたため、トルコが産地と思われがちですが、トルコは産地でなく、古代からの主要産地であるイランのターコイズをトルコ人が扱っていたことに由来しています。

パワーストーンとしてのターコイズ

ターコイズの宝石ことば・・・成功、繁栄、旅の安全

危険から持ち主を守るとされ、古くからお守り石として扱われてきました。
危険が及ぶと変色したり欠けたりして持ち主を守る。といった話も伝承も数多く伝えられています。

ネイティブアメリカンはターコイズを「空の石」と呼び、天からのメッセージを授けてくれる石、災いから守り幸福へ導く石として、大切にし、代々受け継いできました。
『アラビア鉱物書』では「勇気とやる気をつけ、邪悪なものや迫りくる危険から身を守る力がある」「旅の守護石となる」などとされています。

またコミュニケーションの石・友情の石とも言われ、人に贈ったり贈られることで心のつながりが深まり、それぞれの人生に幸福をもたらす石という説もあります。
更には、眼や声にパワーを授ける石とも言われています。

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